真夜中の看板持ち

待子あかねです。詩を書いています。白昼社より詩集『スカイランド』『スカイツリー』発売中。

2020-01-01から1年間の記事一覧

2020.05.25

どこにでも いつでも あると思っていたら そうではないないないない ただ ただ 焦る なにも知らなかったなにも知らないままだった ないないない しばらく経って(実際の時間は10分ぐらいだけれども、1時間以上経ったような気がする) あった!よかった!!一安…

2020.05.24

明日のことはこわくないだから ゆっくりと目を閉じよう明日のことはわからないだから もう少し 目を開けていよう 今日は どんな日だったかしら今日は 珍しい一日だったね声が聞こえる声が聞こえる 目を閉じなくても目を開けていてもどんなときでも どんなこ…

2020.05.23

今までなかなかできなかったことが、少し、できたような気がする。今まで、なかなか見て見ぬふりしていたようなことが、少し、できたような気がする。 音が怖いのではなく、自分のペースやリズムを崩されることが好ましくないと、受け入れられないと、思い込…

映画「銀色の髪のアギト」

2006年「銀色の髪のアギト」数ヶ月前、(きっと、ずっと、その棚にあっただろうけれども)DVDを発見。時間は、いつもよりも大幅に増えたわけでも(減ったわけでも)ないけれど、どうしても、その時間を確保したい。そう思って数週間。5月10日、日曜日の午後、ど…

なにか

緊急事態に緊急なことが起きる。落ち着いて落ち着いて。こちらが驚きすぎていては、こちらの役割を果たせなくなってはいけない。すべきことは、大きくは変わらない。だから、落ち着いて。こちらができることを、ちゃんと、ちゃんと。落ち着くというのは難し…

スイッチ

スイッチがあることを忘れてはいけない。それが、とても小さなことだとしても。色んなことすべてを一瞬にして(一瞬の間は)忘れていられる。そのスイッチで目の前が照らされる。 スイッチがあることを忘れてはいけない。それは、教えてくれたことはとても嬉…

「9」

Twitterにて、昨日2020年4月26日に開催されましたchoriさん主催の「オンライン・ポエトリー・ナイトフライト」に参加いたしました。 2分以内の朗読動画待子あかねは「9」という作品にて、参加いたしました。その作品を、文字で、ここに、残しておこうと思い…

「いまは どこ」

ほんとうのことはみないでそうしないと くたばってしまうよほんとうのことはいわないで じじつなんてどうでもいいそうしないと そうでもしないと いたたまれなくて しかたがないいたたまれなくて かんじょうがあふれておもわず ゆるやかになげたぼーるはみて…

ページ

ぱたんと本を閉じて動き出す。それは本ではなく、手帳やノートかもしれないし、雑誌かもしれない。それはまた本を開くときのための合図。動き出して、ずっとずっと動いてばかりもいられない。じっとしていてください。ずっと、座ってばかりもいけません。決…

04/16

2018年「守ってくれている」新緑深まり花々は鮮やかに夜の景色の中にも姿を隠さないいつでもどんな日でも姿はここにある守ってくれているそんな気分どんなことがあるかどんな風になるか守ってくれている2020年「ぽつぽつと」リズムがくるうくるうリズムくる…

夢のような夢を見た

もう、お酒を飲まなくなって随分と経つというのに、夜のショットバーで、ゆったりとのんびりと語らっている。なにも気にすることはなく、なにも戸惑うことはなく、楽しく語らっている。時間を気にせず、長い時間、語らう。それでも、ずっとここにいるわけに…

「暗闇の明かり」 2017.11.27

暗闇には明かりがあるから明かりを探して歩いていこう歩いているばかりではなかなか辿り着けないから走っていこう走ってばかりいたら疲れてしまうから歩いていこう暗闇には明かりがあるから明かりを頼りに歩いていこう月明かりが見えなくても暗闇には明かり…

04/01

2015年「手紙」元気で 楽しい日々を過ごすことができているのはすきなことに囲まれて 過ごすことができているのはもっと いろんな話ができればよかったともっと にこやかに話ができればよかったと悔やみ 数えれば きりがない なさけないけれども いまは ここ…

「slow poems」佐々本果歩

言葉が溢れている。というよりも収集しなければならない情報が溢れている。それは、心身ともに忙しい。忙しいばかりで24時間が過ぎていく。いけないいけない。24時間が増えることもないけれど、減ることもない。それは、昨日も今日も、明日も。限られた24時…

小さい頃の夢

小さい頃、何になりたかった?そう聞かれて、間が長くなるのはばつが悪くなると思い、(しばらく答えに悩むのはやめて)、「司書です」と中学の頃の夢を告げた。それで、わたしは小さな頃から、夢が色々と変わってきたことを思い出す。だれかと話しをすること…

03/21

2015年「楽しんで 日々を」 (日記)すてきなことが ゆったりと しみじみとしみこんでくる地元の食本を買いに行って、特典をいただいたりアールヴェーダーのドーシャバランスについて学んだり学生時代の恩師の陶芸展に行ったり魔法瓶に入れていったハーブティ…

03/20

2016年「そちら×こちら=あした」いろいろな事柄を知らない 知らないことが多いと わかっていてもわかっていても 知らない場所に 久しぶりに行くとカルチャーショックを受けるそんなことが ぐいぐいと入ってくるなんて思ってもみなかったから 驚いてしまった…

瞬間 気持ちは中学時代に

25年前に聞いてた懐かしい曲がラジオから流れてきた今朝。聞いていたというのは正確ではなくて、馴染みのあったその(調べてみたら35年以上前の)曲は、中学時代、クラブ活動の中で日常的に染み込んでいた、思い出深いものでした。 瞬間 気持ちは中学時代のク…

楽しいような 楽しさに向けて

流れを、少し流れを変えられる、と思った次の瞬間、となりオーラからダメージ受けて(だけではないだろうけれど)動悸が生じる。けれども、2日前からひとつ習慣を追加したわ。だから、それを念じるように、それに縋るように。動じないように、というよりも、わ…

02/09

2015年 「つづく」 夢を解析しようとするのは よくない癖切なさを抱くぐらいなら まだいい方でうろたえて 怖がってばかりいる夢からは脱することができて よかったんだ ときには なにもかもを委ねてみたくなってその続きをと 再び 目を閉じることもあるけれ…

声が聞こえる 【散文詩】

1月の最後の日の夜。月は、きれいだった。「ま だ だ よ」 声が聞こえる。確かに聞こえた。向こう側に行こうと思っていたわけでは 行くことができれば、とほんの少し、ほんの一瞬、思っていた。それなの に、そんな気持ちを打ち消すように、声が聞こえる。声…

2020年の日々を

やり残したことがないなんていえない、ということよりも、日々を重ねられる有り難さを感じながら、年末年始の色々と向き合って過ごしたの、そう、ほんの少し、しみじみとしている年明け最初の日曜の夜。ちょっと出掛けた帰りの電車で男の子が、「ジングルベ…