真夜中の看板持ち

待子あかねです。詩を書いています。白昼社より詩集『スカイランド』『スカイツリー』発売中。

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

あのまちのことばかりをかんがえている

あのまちを すみずみまで 歩きたい あのまちにいたい あのまちにいきたい あのまちにかよいたい あのまちで、くらしたい 考えれば考える程頭の中はあのまちでいっぱい あのまちにいくんだ あのまちにかようんだ そうしたら、あのまちにいることができる 考え…

詩集「スカイツリー」発売中。

待子あかね 詩集「スカイツリー」 2022年10月30日 白昼社より発売中。 月日が過ぎていくということは、変わっていくということ。 ただ、変わらない形もある。 薄暗闇の小さな灯りのような、詩集。 手にすると、何か変わるかもしれない。 なにか、どこか、ひ…

「雨は、もう止んでしまった」

傘が ないから 濡れてしまった 君は いないから そんなこと知られていないね 天気予報に身を預けて 雨を共に知ると思っていた 雨のことばかり考えていた 泣いてばかりいたなんて 嘘みたいだ 傘は いらないから もう 泣くのはよそう 日が暮れて ここは 真っ暗…

3日後の雨の色

3日後の雨の色をどうしてわかるだろう。色がわからないから形を考えてみようか。雨の形が胸に突き刺さる。まだどんな形か知らないというのに。知らないことを必死に辿ろうとするのは、悪い癖ね、きっと。 雑踏の中の静寂。尋常でない。 静寂の中の雑踏。居た…

「歩」

少し 止まってみよう 少し だけ あっという間に 少しが過ぎたので 止まっていることを ふりはらって 歩き始める それは 後ろ向きではないですか それは どこへ進んでいるのですか どちらでも いいのです 後ろ向きに歩いていたことが 不自然になっていたとし…

空になりたい ずっと そこにいる いつでも そこにいる それでも ときどき 知らんふり 雨上がりの空は自由 夕刻 少し 晴れ間 そして 日の入り 曇りの空 しばらく 動けなかった だけど 放射冷却に負けて 帰路に着く 空に なりたい

構成されている

シンプルに、ストレートに。 待子あかね 詩を書いている 空 本 構成されている

谷脇栗太「ペテロと犬たち」を読んで

inumachi.stores.jp 10日前、犬と街灯 – ギャラリー+本とかのお店 に行き、購入。 掌編集。 発売開始になる前から気になってはいたものの、なかなかお店に行くことができなかった。お店に行けなくても買うことはできる、そう分かっていても、どうにかしてお…

お知らせ:「これからの詩の話をしよう」パネラー出演

思考回路、今迄と同じにならないように修正し、意識を(夢の)、イメージを具体化することに注力しよう。 ーーーーーー【お知らせ】 「これからの詩の話をしよう」 トークイベント 1月8日(日)at 京都PUB VOXhall 京都市上京区室町通今出川下ル北小路室町388…

心の中にわたしはひとりではない

わたしなりに、 マイペースで、マイリズムで、 できるだけ、出来事に左右されないような習慣を見つけよう。 心の中にわたしはひとりではない 心の中にわたしはひとりではないから、 だから、大丈夫。 すぐに完成しなくても、 すぐに大きくなれなくても、(大…