随分と前のことが、今さっきのことみたいに表れて凝視してしまう前に 呼吸がちゃんと、できるように、ということを考える。 そして、そうして、動いていく。動かしていく。 心を、身体を。 もう二度と、と、もう一度の狭間で。 ha | za | ma を着る。 着ると…
おおきな決断 ふたつ同時に と 考えていたけれど 逼迫してきたのは ひとつの方 動かないと 動かない 大都会を通過する 会いたい人に会うために 行きたいところに行くために 待ち合わせ場所を確かめるために ベール 被って 通過する 【2023年11月の1枚】 吉田…
8月9月の慟哭を脱ぎ捨てるように焦ってばかり。10月、足掻いていた。 そうしたら、どこにもない、どこにもないと叫び続けていた。 どこにでもある、どこにでもある、と、合点がいくまでに、随分と時間がかかった。 目の前にあるというのに。 もしくは、 もう…
9月。 逃げる、追いかける。逃げる、遠くから追いかける。 できないできないではなくて、できる術を考えよう。 10日後の複雑な妄想ではなく、集中するのは18日後について。 さあ、走り出せ。 さあ、駆けていこう。これから、駆けていこう。 【2023年9月の1枚…
もうそれまでの見ていた景色ではないだろう。 自分にとっては大きな出来事でも、「よくあること」「みんな、そうです」と言われてしまうだろう。だとしても、もうそれまでの見えていた景色とは違っている。 今の現状に対しての否定的なことばかりに意識を向…
季節が10日、進んでいるから、今がどんどん遠ざかる。今がどんどん溶けていく。 雨が降らないなんて、きっと誰もいっていない。だから雨に遭ったって誰かに何かを言うわけにはいかない。 ただ、少し、冷たいような、雨。 一ヶ月前と同じような空でした。一ヶ…
滲む境界線に希望を託す。 見える世界の色が一瞬にして変わるとき、その色を信じたくない。信じられない気持ちでいっぱいになる。信じられないというよりも、事実を受け入れたくないという状況。そんなとき、なにかに(相手が疎ましく思うことも構わず)しが…
(ほんとうのことはことばのなかにはない) だけど だから うれしいというかんじょうがうまれたとしても どうようしてどうしようもなくなる ほんとうのことをけっしていわないのは おびえているから かもしれない もう あんなひびにならないように きたいする…
行きたい場所が、自ずからやってくるわけではない。 行きたい場所は、どこにでもあるわけではない。 あのまちが このまちに なるまで まだ とおくても あのまちを おもう ターニングポイントは半年前。 そして、そこから、今の場所をじっくりと確かめる。 焦…
工事が始まった。 年度末を経て、年度が新しくなるというのに。工事が始まった。 一方、年度を越えても、このまちはあちらこちらで、工事が続いている。 何を取り壊し、何を新たに作り上げているというのだろう。悲しみや苦しみの末に。 始まった。 今迄、長…
とてもたくさんのことを、忘れていった。覚えていることがくるしくて、もう、いたたまれなくて、忘れていくことばかりを考えていた。 ところが、くるしさは1種類だけではなく、一方でくるしくないことも少なくないのだった。それに気付くのに随分と時間が掛…
おもしろそうと、飛び込んだ。 丑三つ時に潜って見えたものは、おもしろさのヒントだった。四六時中、強くいられない。かといって、ずっと、弱く草臥れてばかりいては、苦しいでいっぱいになる。 羨ましいなすごいなあなどと悔しくなっても全て真似られるわ…