真夜中の看板持ち

待子あかねです。詩を書いています。白昼社より詩集『スカイランド』『スカイツリー』発売中。

考えて、問うて。考えて。

 

「ご無沙汰しております」というとき、前にお会いしたのはいつ頃だったかと、思い出す。

(もしかしたら、わたしという人のことを覚えていないなら、「ご無沙汰しております」というても、きょとんとされるのではないか)

(一方、覚えておられたら、きちんと挨拶をしないのも失礼ではないか、などと、ぐるぐる考えたけれども)

ずっと以前の(数年前のことを)思い出して、その頃の出来事と感情がそっと(時々どっと)目の前に現れる。

 

 

 

考えて、問うて。

問われて、問うて。

考えて。

 

変わっていても、変わらない。変わらないといわれることは不思議

初めましてではなく、記憶がちらり、そちらにあったということ。

そちらにあっただろう記憶をこちらも思い出す。

どうして、ここにいるのか。どうして、ここに来ることができたのか。

 

考えて、問うて。

問われて、問うて。

考えて。

 

続けていくということ。

続けているということ。