名前と足跡
わたしの名前は、待子あかね(まちこあかね)です。
誕生は、2003年6月です。
といっても、前の名前で立ち上げた初めてのホームページは、2000年(それも6月頃だったかしら)です。
一時期、わたしのホームページには”掲示板”があって、その中で、名前を新しくするよ、ととある人とやり取りをしたような記憶がある。それが、2003年6月のこと。
半年ほど前、待子あかねという名前を変えようか、どうしようか、色々と考え込んでいた。
結果的には、変えずに、そのままでいるのだけれど……
積極的に色んな人と話しができる方ではないので、いろいろなタイミングを逃してきたこともあったように、この頃は思う。
だけれども、一方で、この頃特に思うのは、名前というのは、(わたしがすっかり勝手に忘れてしまっていても)歩いてきたあれこれの足跡となっているのかもしれないということ。
どこかでだれかから、名前を聞いたような気がする。見たような気がする。
詩集を出していた。(それに対しての印象はなかったとしても)どこかで見たような気がする。
どこかのなにかで、名前を見たような気がする。
どこかでだれかが、(その印象は分からないとしても)話しをしていたような気がする。
もちろん、そこから、もう一歩先の印象としてなにか、だれかの記憶の欠片に残るように詩が(わたしというよりも、待子あかねの詩、というのが理想)届きますように、と、今、思う。