真夜中の看板持ち

待子あかねです。詩を書いています。白昼社より詩集『スカイランド』『スカイツリー』発売中。

恩人

どん底になったとき 恩人の言葉を思い出す

ふと 眠る前 何気ない会話の言葉を思い出す

 

目に焼き付いている 最後の言葉

時々 思い出す

もう どこにもないのに 思い出す

 

こんなにも 支えられているとは 分からなかった

こんなにも 助けられているとは 気付かなかった

こんなにも これからも 思い出すとは 思わなかった

もう 接点は ないけれど

 

分からなかった色んなこと

気付かなかった 数々のこと

声が聞きたくなったら 強く 思い出してみる

 

その言葉を

その眼差しを

 

逢えて よかった

 

もう 戻れない

だけど 

わたしのなかから消えないで

 

嘘みたいだ

夢みたいね

どっちでも もういい

 

逢えて よかった

 

ありがとう

 

 

 

 

 

 

 

 

楽しかったことを

大切な言葉を思い出して

 

 

頑張ろう

元気に