真夜中の看板持ち

待子あかねです。詩を書いています。白昼社より詩集『スカイランド』『スカイツリー』発売中。

きっとそれは羨望ときどき悔し

きっと今頃、コンサート会場ね。


アルバムCDを一度は買うことを忘れていたのだけれども、発売日に思い切って買ったのは2ヶ月前。
わたしも、一度はコンサート会場に行ってみたい。それは羨望ときどき悔し。なのかしら、いいえ、よく、よくよく考えてみると、行ってみたいのではなく、それほどに素晴らしい空間に行くことのできることに羨望。
素晴らしい空間。身近にないわけではない、だけれども、身近にないあれこれ(コンサート会場のことなどなど)を想像するとすぐ羨ましさを感じてしまう。そして、そうして、(思い切って買ったにも関わらず)そのCDを手放したいとさえ、思う。けれども、実際に手放し決断は、今、しないことにする。

友人からの幸せな知らせ。時々羨望。
いいえ、よく、よくよく考えてみると、わたしはよく考えて(その道を)選ばなかったのだ。そして、今ある道にいるのだ。

そんなことできないよ
そんなことできないよ
そんなことするなんてこわいよ
なんて そんなことよりも それをしてみたいと思うかどうか
でも できるかどうかの不安にどっぷりつかる

選ばなかった商品が自主回収の対象になっていたかもしれないと
直後に知る 

すぐに忘れてしまう
すぐに覆われてしまう

あなたに会いたい
あなたの声が聞きたい

さあ そのために
なにができる?

脳内の騒がしさよ 真夜中ぐらいは静まれ
脳内をリセットよ 真夜中ぐらいは笑え