真夜中の看板持ち

待子あかねです。詩を書いています。白昼社より詩集『スカイランド』『スカイツリー』発売中。

今日の出来事

今日の出来事。

 

夢を見ていた。
長い間、長い間。どんな夢だったかは起きた瞬間、分からなくなったけれど分かっているのは『遠い遠いところに行って、日常ではなく、普段ではなく、日々見ている景色ではなく、知らないところ。だけど、どこか、なつかしく、安心できる場所』に行っていたということ。(こうして文字に書いてみると(いかにそれが遠い場所かと認識する、だけれども、それは、その場所は願いでもある、だから、遠いといってばかりであきらめてはいけないことだ)

起きて、日常を過ごし、地元の喫茶店に行き、夢のような静かな心地よい時間を。
ショッピングセンターのお洒落な雑貨屋さんで、雑誌を買う。

夜、(喫茶店に行って、心地よい時間を過ごしていたというのに)心身がすぐれない。
けども、鬼束ちひろやチューインガムを聴いて、ほっと、少し、少しずつ、落ち着きを取り戻していった。
そして、今、ノートパソコンのキーボードと仲良しになり、また、少し、落ち着く。

今日は、よかった。
明日も、明後日も、よかったと、いえるよ。よかった。