真夜中の看板持ち

待子あかねです。詩を書いています。白昼社より詩集『スカイランド』『スカイツリー』発売中。

この身ひとつでは逃げられないほど身軽ではなくなってしまった

状況は刻一刻と変わっていく。
自分自身の心身も、それにより変わっていく。

信号の渡る場所を変えるとか、お昼ご飯をパンではなくおにぎりにするとか、小さなことでも行動を変えないと、似たようなことを、ただ繰り返してしまう。

状況は刻一刻と変わっていく。認めたくないぐらいに。待って、という間もなく、どんどん、先へ先へと。

どうしてだろう。
この身ひとつでは逃げられないほど身軽ではなくなってしまった

もう怖いことなどないのだから、真っ白いところへ行きたい、そう思ったときに、ふと、何も持たずに出られないと、はたと、気づく。

この身ひとつではいけません。
それは、大切なものがあるから。
大切なものをひとつ残らずすべて抱えて。
そうしなければ、真っ白いところへ行くことはできない。

大切なもの。
それは、ムーンプランナー・万年筆・手帳・ノート(バレットジャーナルノート・トラベラーズノートモレスキン)システム手帳(クリップブック・プロッター・フレックスノート)クリアスタンプ・スタンプ・ジュースアップ・水彩色鉛筆・色鉛筆・クーピー・リアルブラッシュ・コピック・マスキングテープ・すみっコぐらしのとかげ・詩集・本・絵本・雑誌・オラクルカード・タロットカード・オートリオ・認知行動療法・「ロケットマン

好きを側に、大切なものをいつも側に。
大切がいっぱい?!
欲張り、贅沢、、、?


しあわせなのでしょう、きっと、今。

だから、だけど、すべての大切なものを、ずっと抱え続けることはきっと難しい。
けれど、わたしが歩いた足跡を、あちらにもこちらにも、残していけるように。あちらにもこちらにも、もっと遠くにも、残していけるだろう、きっと。