真夜中の看板持ち

待子あかねです。詩を書いています。白昼社より詩集『スカイランド』『スカイツリー』発売中。

穏やかに

楽しみな(届くのを待っている)ことができました。それは、とても嬉しいこと。

駆け回って、聞きたくない言葉を浴びて、駆け回り続けている仕事中の夢から目覚めた今日だったから特に。

 

じっと集中して、じっと穏やかになって、静かに静かに静かに、ただ、迷わずに。

 

 

あれから1年経つけれど、あの感覚は、いったい、どこにあるのだろうか。

あの貴重な感覚を得て、そして、信じられないよ信じられないよ、と、天にも昇るような気持ちになって、天に昇って、その後、わたしは、何をしてきたのだろう。何ができていたのだろう。

歩いてきた道は、派手なものではないから、低空飛行で、でも確かに、飛んでいたことには違いないね。

1年前に、その後、起こることなんて想像できなかった。その後のことを、(天に昇って嬉しくなって、それから、とても怖くなってどうにもできなかったというのは、言い訳さ)あまり深く、考えていなかった。

そして、今、この1年間の出来事は、信じられないことばかりに思う。嘘みたい。本当にあったのだろうか。

あれから1年、

「わたし、その場に、いましたか」とその場にいた方に聞いてみたくなる。

だけど、

もう、深く、考えるのは、よそう。

 

 

なんだか、年の瀬みたい。

 

 

 

 

あれから1年経つけれど、あの感覚は、いったい、どこにあるのだろうか。

あの貴重な感覚を、また、手の中に、胸の奥へと。

これから、探そう。見つかったら、つかまえていよう。

 

大切なものを大切にし続けるために。忘れないこと。側に、近くに、あるということ。