真夜中の看板持ち

待子あかねです。詩を書いています。白昼社より詩集『スカイランド』『スカイツリー』発売中。

わたしだけではないだろう

とても寒い。雨まで降ってきた。
慌ただしい、月初だから。いいえ、中旬になっても、(慌ただしさの種類は変わっても)月末になっても忙しい。いつでも、考え方を変えなければ、いたたまれないばかりだ。

わたしだけではないだろう。
三寒四温、気候の変動の激しさは、わたしの空の上だけではないから、わたし自身だけでなく、 家の状況や仕事の状況も、変わる。

透明人間になって、あの人の側に一日ぺったり張り付いてみたいけれど。

わたしだけではないだろう。
そう思うと(繰り返し呪文のように唱えてみたら)突破口も見つかるだろう。


なんにも変わらないのではなく、変わっていくために時間が随分かかってしまっているだけ。きっと。


今日も桜は咲いているね。