真夜中の看板持ち

待子あかねです。詩を書いています。白昼社より詩集『スカイランド』『スカイツリー』発売中。

machiko0052009-08-18


姫路の友人と午後、逢う。


元気そうでよかった、といってくれた。遠く離れていても、どうしているかしらと気にかけあう人がいるというのは、いいものね。


日々のこと、近い将来のこと、話しているうちに、夢の話になった。とても深くて、とても重たくて、大切で、あんまり大切なお話しがあれやこれやととびだしたものだから、夕暮れ以降、ぼんやりぼんやりとしてしまった。


そういえば、待子あかねに「ゆめを食べる」という詩があるの。


ゆめを食べる



夢を語る 夢を遊ぶ 夢に玩ばれて 夢をさ迷う
夢に踊る 夢に迷う 夢に溺れ そして夢を食べる


ぼくらは
どうして どうして どうして
堂々巡りを くりかえしながらも 進むのか


どうして どうして どうして
辿り着けないかもしれないけれども 進むのか


夢を語る 夢を遊ぶ 夢に玩ばれて 夢をさ迷う
夢に踊る 夢に迷う 夢に溺れ そして 夢を食べる